ユミル、久しぶりね
お元気でしたか。
お嬢様、
元帥院では、随分と無茶をなさっているようですな。
そんなことはないわ
時々、逆指値を入れ忘れることがありますが、
こうして、元気に戻ってきているわけですし
何も心配することはないわよ。
だからこそ
心配なんですよ。
ところで
お屋敷の方はどんな状況でしたか。
デビ家は軍を撤収させたから
ここが戦火に巻き込まれることは
なくなったようです。
それは良かったわね。
しかし、
彼奴らが、このまま元帥院などを許容するわけがありません。
努々、油断はなりませんぞ。
そうね。
でも、私の場合
結果が出てから動くようにしているので
今のところは特に準備することもないわね・・
そんなことだから
先日の内戦の時にも
危機一髪だったではないですか。
まあ、でも
上手くいけば、それが一番効率的な方法なのよ。
上手くいけば・・ですか。
ユミル、
近々、元帥院では
評議会を組織して、評議員を選挙で選ぶことになりそうよ。
なるほど、
選挙となりますと、しばらく戦争は無しで良いですな。
それはどうかしら。
いずれにしても、
忙しくなるので
御屋敷の方はよろしくお願いしますね。
はい、
言われなくても、
承知しております(どうせ私が・・)。