まもなく10月になりますね。
ぜくーの記事を読んでいたら
>現行のFF金利2%前後は、
>アメリカのインフレ率2%前後を考えれば、実質的にはほとんどゼロ金利である。
単純な金利差だけではなく、インフレ率を考慮する必要があるということですね。
これが気になる方は
こちらの記事を読まれると、わかりやすいかなと思います。
要点としては
-
本来ならインフレ率の高い国の通貨は、モノを買える力が減るので価値が減る。為替レートは2つの国の通貨の交換比率なので、インフレで価値が下がった通貨は長期では安くなる。
- 一方、米ドルの実質実効レートは現在、過去20年の平均に比べて1割程度高い状態にある。トランプ大統領が「米ドルは高い」と主張する理由だ。
別の言い方をすれば、
実質レートでみれば、現在は、
すでに超円安になっていることでしょうか。
たしかにこの状況で
日銀がゼロ金利を解除してきたらどうなるでしょうか。
日本の長期金利は、リーマンショック直後のゼロ金利政策下でも1.5%ありましたから
現在は当時よりは明らかに景気が良いですから
量的緩和縮小により、瞬時に2.0%は超えてくるのではないでしょうか。
その時、アメリカの長期金利が3%のままなら
日米のインフレ格差2%を差し引くと、日本の方が実質金利が高いことになります。
100円割れるかもしれないですわね。