このところニュース系のコラムなんか読んでも
さっぱり興味をもてるものもなく
共感できるものもなかったが、
これは今年の最後に締めくくるに値する最高の仕上がりだと思う。
親が知るべきルールというタイトルであるが、
それは表向きのことで、
実際には、
日本に「本当の格差」など存在しない理由
について書かれているようだ。
まあ、全文引用したくなるほどの仕上がりなのだが、
切り出しがこれ
>もちろん、何を言おうとそれは本人の自由です。
こうゆうのいいわ。本人の自由だけど、文句を言っているだけでは
状況は改善しないということなのだと思う。
誰かが、社会が・・与えてくれるものではないという意味だろう。
全くの同感。
アベノミクスでこれだけ景気が良くなっても
自分の生活が良くならないとぼやいている人たちがいるとしたら
それは
たとえ、好景気だという理由だけで
その環境を活かす努力を
何もしなければ、何も良くならないのは当然のことだと思うわ。
そんな人たちは
周囲の人たちが、元気になっていく姿を
むしろ苦々しく見ているのではないだろうか。
皆が不幸ならそれで幸せ
そういう人たちが、どこかにいるような気がする。
以前、どこかの掲示板で
「日本人はみんな非正規社員なら良いのに」
という記載を見たことがある
それが、ずっと俺の気持ちを暗くしてきたものの正体だ。
>「個人の努力だけではない」という人がいます。
>では、生まれつき手足がない障がい者でも、文章を書いたり講演をしたり、
>人生を楽しんでいる人がいる一方、五体満足で生まれていながら、
>自分の境遇を呪い不平不満を言っている人がいるのはなぜか。
まあ、それが楽だからだと思います。
日本人には、スマホを使えてもパソコン使えない人がいまだに多いし
それって、何か学ぶことのバリアを超えようとしない
やる気の無さの裏返し
スマホのキーは10個しかないけど
パソコンのキーは100個あるからね。
テレビやゲームはしても、読書はしない
図書館に行けば、いくらでも本はただで借りられるのに。
他の分野においても、お金とないと勉強できないという話だが
例えば、Youtubeなんかには教材とか授業とかいくらでもころがっているのだが。
>携帯電話を持てない大人はどれくらいいる?
>小学校に行けない子どもはどれくらいいる?
>コンビニで買い物できない人はどのくらいいる?
>病気になったりケガをしたりしても病院にかかれない人はどのくらいいる?
>服を買えない人、裸足で生活せざるを得ない人はどのくらいいる?
>つまり「格差、格差」という人は、
>「本当の格差」がどういうものか知らないのでしょう。
現総理のことを異常なまでに、批判したり攻撃したりしてる人たちがいて
それが何故なのか良くわからなかったのだけれど
たとえが、何にも努力や挑戦をしない人たちの生活が
昨日より今日、今日より明日と、
どんどん良くなるような経済というのは、単なるバブルでしかない
付加価値が増えていないからね。
だから結局、能力の優劣について判定されると困ると考えている人たちが一定数存在するということなのではないかという
結論に至るわけだが。
これだけ人手不足になっていれば、
それはいくらでもチャンスはあると考える方が自然だと思うけどね。
だけど、それは
「いまのままで」
という条件をつければ、それはたとえ好景気でもジリ貧ビジネスになっていくかもしれないし
それはそれでごくごく当然のことだと思う。
>夢は誰かに見せてもらうものではない
>「これはカンボジアという外国であって日本では当てはまらない」「貧困とは相対的なものだ」という人がいます。そうやって誰かのせいにするのは簡単ですが、その誰かは何もしてくれないのに。
>努力はしたくないけどカネはくれ、ということでしょうか。それこそ「夢が見られない社会」だなんて、夢とは誰かに見せてもらうものだと思っているのでしょうか。
まったくその通りだと思うよ。
もしも、夢とは誰かに見せてもらうのだとしたら
それは夢を見せる側が搾取されているのであるから
そちらの方が限りなく格差社会だと思う。
来年は、ヘッジファンドの逆襲がきて
ドル円、ビットコインとも荒れそうだな。