これは、ちょっと失礼だと思うわ。
この記事では、
若く美しい女性に優しい言葉をかけられ、癒されたい、という中年男性のステレオタイプなファンタジーを、この「ポリティカルコレクトネス」(政治的・社会的に公平・中立的で、差別・偏見が含まれていない言葉を使うべきという考え方)の時代に、忠実に再現し、大いに火を噴いた。
と書かれているけど、中年男性(おじさん)という言葉自体が、たとえば、中年女性(おばさん)というだけで問題視されそうだし、ましてや彼らが、「若く美しい女性に優しい言葉をかけられ、癒されたい」と思っているかどうか、どうして決めつけてかかることが許されるのでしょうか。
そもそも
「おじさん視点」のマーケティング
ということ自体が、
この記事の著者が標榜される
「ポリティカルコレクトネス」(政治的・社会的に公平・中立的で、差別・偏見が含まれていない言葉を使うべきという考え方)にまったくもって反していないかしら。
つまり、
特定の年齢層の男性が、そのような考え方をするものだと、決めつけてかかっているとしたら
それは・・・
イギリスの広告基準協議会は7月18日、「性的なステレオタイプを助長したり、女性を物として見なすような表現をしたり、健康的ではない(やせすぎなど)体のイメージを美化するような広告を禁止する」ルールを今年中に制定すると発表した。
男性に対するステレオタイプを助長する発言にしか、私には見えないのだけれど。
私は、もしも男性に不適切なところがあるのであれば、それを改めていくことは良いことだと思うけど、そのために、女性もそれと同じような不適切な発言や行動をしてはいけないと思いますわ。